世界大百科事典(旧版)内のpedologyの言及
【育児】より
… このように,現代の育児は,さまざまな人文科学,自然科学を背景にして成り立っているし,また,その時代に即応した育児理論を考えるにあたっては,いろいろな学問分野の相互の協力が必要である。育児学pedologyという学問分野をしいて定義づけるとすれば,さまざまな学問成果から,とくに育児に必要な部分,育児に関与する部分を抽出して統合し,体系づけた学問ということになるのであろう。 学問的な知識は,そのままの形で育児の実践にもちこむことは難しい。…
【土壌学】より
…土壌を研究する自然科学の一分野で,農林業的立場からの植物培地としての見方が強く打ち出されているエダフォロジーedaphology(農業あるいは応用土壌学)と,地表面をおおっている独立の自然物質としての生成過程から土壌を把握してゆく立場のペドロジーpedology(土壌生成・分類学)に分けられる。エダフォロジーの立場からは,農耕地,草地,林地などの土壌について,植物の土壌化学性,土壌物理性,土壌生物性への依存関係の解明,植物生産のための土壌の管理,改良の方法の考究などが中心の課題となる。…
※「pedology」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」