世界大百科事典(旧版)内のPeracarpaの言及
【タニギキョウ(谷桔梗)】より
…キキョウ科の小型の多年草(イラスト)。林下や谷筋などの半日陰で湿った場所にふつうに生える。中国・ヒマラヤ系の植物で,日本全土のほか中国にも分布し,ヒマラヤにはこれによく似たヒマラヤタニギキョウvar.carnosaがある。地下茎は白く,細くてよく分枝し,株をつくる。地上茎は高さ5~15cm,葉は枝ごとに数枚ずつつき,卵円形で長さ8~25mm,幅5~20mm,先はとがらない。花は長い柄の先に単生し,径約1cm,花冠は小さく,白色またはわずかに紅紫色をおび,長さ5~8mm,5深裂し,裂片は開出する。…
※「Peracarpa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」