世界大百科事典(旧版)内のperfumeの言及
【香水】より
…(1)はインセンスincense(焚香(ふんこう)料)と呼ばれ,仏教の儀式や香道で用いる香,キャンドルフレグランスなどがある。香水や香料をパヒュームperfumeというが,その語源はラテン語のper‐fumum(煙を通して,煙によって)であり,インセンスがいちばん古い方法であるといえよう。(2)と(3)はパヒューム(香粧品香料)と呼ばれ,(2)には香油,香脂など,(3)には香水,オーデコロンなどがある。…
【香料】より
…この火でたく香料,すなわち焚香料が香料使用の主体であった。英語で香料一般をperfumeというが,ラテン語の〈煙fumum〉を〈通じてper〉におうの意味からで,現代の香料の起源が古代の焚香料からであることを明らかにしている。植物の芳香ゴム樹脂は,例えば花,果実,種子,皮,幹,葉,枝,根(茎)などより香気分を含有する率がすこぶる高い。…
※「perfume」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」