世界大百科事典(旧版)内のPeriandrosの言及
【七賢人】より
…たとえば〈万事,度を越すな〉など穏健な処世訓を説く格言の作者とされる。もっとも普通のリストで挙げられるのは,ミレトスのタレス,アテナイのソロン,スパルタのキロンChilōn,ミュティレネのピッタコス,プリエネのビアスBias,コリントスのペリアンドロスPeriandros,リンドスのクレオブロスKleoboulos。このうち若干の者は他と入れかえられることがある。…
【トラシュブロス】より
…このとき市の勢いは頂点に達した。またコリントスの僭主ペリアンドロスPeriandrosと深い政治的な友好関係を結んだが,これによって両市の交易活動は促されていったと思われる。トラシュブロスがペリアンドロスに治政の極意を問われ,それに,よく伸びた麦の穂をちぎるという無言のしぐさで答え,それをペリアンドロスは,有力者の粛清と解したという話をヘロドトスが《歴史》に伝えている。…
※「Periandros」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」