世界大百科事典(旧版)内のperipedimentの言及
【ペディメント】より
…ペディメントは山地斜面で生産された砂礫の運搬面であるから,普通その表面に薄く砂礫が一時的に堆積している。山地が縮小するとともにペディメントは拡大するが,同時に末端部分での砂礫の堆積が始まり,堆積ペディメント,すなわちペリペディメントperipediment(バハダbajada)となる。なお,山地前面の合成扇状地も同様にバハダと呼ばれる。…
【ボルソン】より
…ボルソンが形成された初期には,その周辺の山麓部にたくさんの扇状地が形成される。しかし山地の浸食が進むとともに,その前面にペディメントが形成され,ボルソンの中央部はペリペディメントperipedimentまたはバハダbajadaと呼ばれる(山地前面の合成扇状地も同様にバハダと呼ばれている)厚い堆積で埋められた堆積ペディメントとなる。やがて周辺の山地の低下,ボルソン中央部の上昇により,盆地はしだいに浅くなり,ボルソンの終末期となる。…
※「peripediment」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」