最新 地学事典 「PL波」の解説
ピーエルは
PL波
PL-wave
浅い地震の場合に,震源距離150〜1,000kmにおいてP波とS波の間に見られる周期5〜50秒のやや長周期地震動。長周期のP波(P-long wave)として名付けられた。RadialとVertical成分に見られ,時計回りの震動軌跡を示し,弱い正分散性をもつ。地殻内での多重P波反射やSP変換波の重ね合わせにより生成する。レーリー波のリーキングモードとしても説明される。震源距離3,000〜7,000kmにおいて,地球深部を伝わるS波やSS反射波からも生成され,それぞれS-PL,SS-PLと呼ばれる。参考文献:Oliver et al.(1960)Bull. Seism. Soc. Am., Vol.50: 165
執筆者:古村 孝志
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

