世界大百科事典(旧版)内のretrieverの言及
【猟犬】より
… 鳥猟としては鷹狩が古く,その際イヌは獲物の発見と追いたてを受け持ったが,猟銃による狩猟が行われるようになると,イヌは狩猟者を補佐し,獲物の発見,追いたて,追跡,回収などの仕事の一部分を受け持つようになった。獲物の方位を前肢を曲げてポイント(指示)するポインターpointerや,セット(伏せる姿勢のことであるが,現在は伏せず立ち止まって頭を向ける姿勢も含む)して知らせるセッターsetter(セターともいう),撃ち落とされた獲物をくわえてレトリーブ(回収)するレトリーバーretriever,あるいはその全般をこなすスパニエルspanielが知られている。なかでもイングリッシュ・ポインター,イングリッシュ・セッターが鳥猟犬として,日本ではもっとも多く使用されている。…
※「retriever」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」