世界大百科事典(旧版)内のSalamisの言及
【サラミスの海戦】より
…第2次ペルシア戦争における前480年の歴史的海戦。テルモピュライの玉砕(テルモピュライの戦)によって第1次防衛線が崩壊すると,アルテミシオンに出動していたギリシア連合船隊はサロニカ湾奥のサラミスSalamis島に退き,サラミス水道内の海域に集結して待機を続けた。ペルシア地上軍はアテナイの国土を無血占領し,アクロポリスも難なく陥落させて,マラトンの戦ののち建築中であった〈古パルテノン〉その他の神殿に火をかけ,聖財を略奪破壊した。…
※「Salamis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」