世界大百科事典(旧版)内のspatulaの言及
【ヤモリ(守宮)】より
… 四肢が発達し,指もあしゆびも扁平で腹面には十数列のひだ状の指下板が並び,各板には無数の微細な毛状突起が密生している。1本の毛状突起は先端に向かっていくつも枝分れし,最先端がスパチュラspatulaと呼ぶ吸盤になっている。ヤモリ類が窓ガラスや天井板を走り回ることができるのは,これら無数のスパチュラの吸着作用によるが,毛状突起の形状や数は種によってさまざまである。…
※「spatula」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」