世界大百科事典(旧版)内のtackの言及
【接着】より
…あるいは,固化に時間を十分かけるか,固化後に温度をいったんゆっくり上げてゆっくり下げるなどによって,発生する応力の緩和を図るなどの操作をすることが有効である。
[その他の接着]
接着剤の固化によらず,粘稠な性質をもっている物質を接着剤の代りに用いて接着を行うこともできるが,このような接着をとくに粘着tackあるいは感圧接着pressure sensitive adhesionと呼ぶことが多い。この場合の接着剤すなわち粘着剤は粘性の大きい液体と考えられ,剝離(はくり)に抵抗する力は粘着剤層が変形流動するときの液体内部の摩擦力すなわち粘弾性的抵抗であると考えられる。…
※「tack」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」