精選版 日本国語大辞典 「U字管」の意味・読み・例文・類語
ユーじ‐かん‥クヮン【U字管】
- 〘 名詞 〙 U字形の細いガラス管。化学実験に用いる。
…二つ以上の管の底部を連絡して,中に入った液体が自由に移動できるようしたもの。2本の管の底部をつないでU字形にしたU字管やV字形のV字管はその代表的なものである。あまり細くない連通管内で同一密度ρの液体が静止しているとき,二つの管の液面の高さの差hは,それぞれの液面での圧力をp1,p2,gを重力の加速度とすると, h=(p2-p1)/ρgで与えられるので,一方の圧力がわかっていれば,hの測定から他方の圧力を知ることができる。…
※「U字管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...