Valdés,J.de(その他表記)ValdesJde

世界大百科事典(旧版)内のValdés,J.deの言及

【バルデス派福音主義】より

…スペインの神学者バルデスJuan de Valdés(1500ころ‐41)が,おもにナポリの都市上流貴族社会のサークルに1530年ころから広めた福音主義の思想を指し,イタリア宗教改革史の第1期を特徴づける。ルターやセルベトゥスの思想に近い反面,エラスムス的原理に立脚しつつ教会の形式や教義に対する無関心,内面生活への逃避,福音と使徒的生活の実践と信仰への回帰を説く点で,カトリックの内部改革の枠内にとどまった。…

※「Valdés,J.de」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android