知恵蔵 「WebKit」の解説
WebKit
元々はアップルが、自社のOSである「Mac OS X」向けに開発したもので、同社のウェブブラウザー「Safari」で利用されているが、2005年6月にオープンソース化され、現在は同社以外の製品にも広く使われている。特に、高速性と表示クオリティーの両立を求められるモバイル機器での利用が広がっており、PC以外で影響力を強めつつある。
WebKitを利用する主な製品としては、アップルのMacおよびWindows、iPhone向けウェブブラウザー「Safari」、ノキア社の携帯電話向けウェブブラウザー、Googleのウェブブラウザー「Google Chrome」および携帯電話向けOS「Android」などがある。
(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2009年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報