キャッシュフロー経営(読み)きゃっしゅふろーけいえい

ASCII.jpデジタル用語辞典 「キャッシュフロー経営」の解説

キャッシュフロー経営

「現金収支」を意味する「キャッシュフロー」の拡大を目指す経営。キャッシュフローは、損益計算書中の当期利益と原価償却費の和であり、キャッシュフローがプラスであれば、企業は現金を順調に増やしていることになる。キャッシュフローがプラスに大きいほど、銀行などの外部融資に頼る必要が少なくなり、経営の安定度が増す。バブル崩壊以降、銀行の融資が厳しくなっていることもあり、キャッシュフロー経営が各企業で重視されるようになった。その流れを受けて、2000年から従来財務諸表に加えて、企業の資金状況を示すキャッシュフロー計算書決算で開示されるようになった。

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ブランド用語集 「キャッシュフロー経営」の解説

キャッシュ・フロー経営

キャッシュ・フロー経営とは会計上の損益と現金収支とは必ずしも一致しないことに注意し、現金収支を重視した経営のことをいう。

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