一次独立(読み)いちじどくりつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「一次独立」の意味・わかりやすい解説

一次独立
いちじどくりつ

いくつかのベクトルについて、それらの相互関係を述べるのに用いられる数学用語。一般にn個のベクトルa1、a2、……、anに対して
  「l1a1+l2a2+……+lnan=0となるようなl1、l2、……、lnはl1=l2=……=ln=0しかない」
というとき、a1、a2、……、anは一次独立、あるいは線形独立であるという。たとえば、ベクトルは、3点P、Q、Rが同一直線上になければ一次独立である。また、は、4点P、Q、R、Sが同一平面上になければ一次独立である。a1、a2、……、anが一次独立であるということは、
  「このなかのどの一つも、残りn-1個のベクトルを用いて、それらの“実数倍の和の形”に表されない」
ということと同義である。a1、a2、……、anが一次独立でないとき、a1、a2、……、an一次従属あるいは線形従属であるといわれる。

[寺田文行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 LN an

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む