ばあん(読み)バアン

デジタル大辞泉 「ばあん」の意味・読み・例文・類語

ばあん

[副]多く「と」を付けて用いる)
物を勢いよく打つ音や、物が破裂する音を表す語。「机をばあんとたたく」「花火ばあん夜空に広がる」
物事が立派であるさま、勢いがよいさま、人目をひくさまなどを表す語。「新製品ばあんと出す」
[類語]どんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんどてんどたんどたりすとんずどんずしんずしりどすんどさりどしりどかんどしんぱあんばたりぱたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ばあん」の意味・読み・例文・類語

ばあん

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 物を勢いよく打ったり、たたいたりする音、また、物が破裂する音を表わす語。
砂漠の花(1955‐57)〈平林たい子〉一「ビルディングをこわすダイナマイトの音が、ばあんばあんと響いていた」
② 物事が、見事であるさま、立派であるさま、整っているさまなどを表わす語。
※初稿・エロ事師たち(1963)〈野坂昭如〉二「もっとバーンとした夢みたいなムードに浸らさなあかんやないかい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android