ずどん(読み)ズドン

デジタル大辞泉 「ずどん」の意味・読み・例文・類語

ずどん

[副]
銃砲などを発射する音を表す語。「ずどん一発撃つ」
かなり大きくて重いものが落ちたり、倒れたりする音を表す語。また、そのさま。どすん。「巨体ずどんとあおむけに倒れた」
[類語]どてんどたんどたりどしんすとんずしんずしりどすんどさりどしりどかんばたりどうとばったりすてんずでんずでんどうころりごろりすってんころりどんとんとんとんどんどんかたりがたりかたんがたんかたかたがたがたかたことがたごとことことごとごとことりごとりことんごとんこんこんこんごんごんがつんこつんごつんかんかんがんがんばあんぱあんぱたりばたんぼおんぽおんぽんとぽんぽこぼこぼこぽこぽこぽんぽんちゃらちゃらちゃりんじゃらじゃらちりんちりんがちゃがちゃかちゃかちゃかちりかちかちこつこつかちゃりがちゃりかちゃんがちゃんかちんがちんからからがらがらがらりどたどたどかどかどっとどすどすどしどしばんばんぽくぽくちんちん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ずどん」の意味・読み・例文・類語

ずどん

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 銃、砲などを打ち放つ音、また、重いものが倒れたり落ちたりする音などを表わす語。
※咄本・今歳咄(1773)女郎かこのそこが、すどんとぬけければ」
滑稽本八笑人(1820‐49)四「定九郎松の木へ上る。鉄砲ヅドン」
[2] 拒絶することをいう俗語
※万朝報‐明治三八年(1905)五月二一日「県参事会員の饗宴に於て四人の芸妓をいどみ、悉くズドンを食はせられたりとも伝へられ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android