基本味(読み)キホンアジ

デジタル大辞泉 「基本味」の意味・読み・例文・類語

きほん‐あじ〔‐あぢ〕【基本味】

《「きほんみ」とも》味覚基本となる要素甘味苦味酸味塩味うま味五つ。舌などにある味蕾みらいで受容され、味覚神経を介して脳に伝達される。
[補説]基本味以外の辛味渋味・えぐ味・金属味などの味覚刺激は自由神経終末で受容される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「基本味」の解説

基本味

 味覚の基盤となる最も基本的な要因で,甘味,塩味(かん(鹹)味),酸味,苦味,うま味.この五つの味を基本五原味という.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android