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kotobank > 達とは

 

【タチ】

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デジタル大辞泉の解説

たつ 【達】
 
[音]タツ(漢) ダチ(呉) [訓]たち
学習漢字]4年
〈タツ〉
障りなく通じる。道がとおる。「闊達(かったつ)四通八達
目的・目標とするところに行きつく。「達成栄達窮達到達発達
物事によく通じる。じょうずにこなす。「達人達文熟達上達先達(せんだつ)暢達(ちょうたつ)明達練達
品物などを届ける。「送達速達調達配達
言葉や命令告げ知らせる。「既達厳達口達示達執達申達通達伝達
〈たち(だち)〉「公達(きんだち)友達(ともだち)・私達・子供達」
[名のり]かつ・さと・さとる・しげ・すすむ・ただ・たて・と・とお・とおる・のぶ・ひろ・みち・よし
難読御用達(ごようたし)曹達(ソーダ)伊達(だて)達磨(だるま)

たち 【達】
 
[接尾]人を表す名詞代名詞に付く。
複数であることを表す。「子供―」「僕―」
複数の意とともに尊敬の意をも表す。「大舟にま梶しじ貫(ぬ)き此の我子を唐国へ遣るいはへ神―」〈・四二四〇〉
上代では、神・天皇高貴な人に限って用いられた。
[用法]たち・がたども――いずれも人が複数であることを示す接尾辞。◇「たち」は「公達(きんだち)」のように元来若干敬意を伴う表現であったが、現在では普通に「ぼくたち」「私たち」のように自称に付けたり、「犬たち」「鳥たち」のように動物にも用いるようになった。◇近ごろ「道具たち」のように物に「たち」を付けることがみられるが、これは正しい使い方とはいえない。◇「がた」は敬意を含んだ接尾辞で、「あなたがた」「先生がた」などと用いる。◇「ども」には見下す気持ちが含まれ、「がきども」「野郎ども」のように使う。また、自称の代名詞に付くと謙遜(けんそん)の意を示す。「私ども」「手前ども」◇「ら」は使われる範囲が広い。「彼ら」「子供ら」のように敬意を含まない場合、「お前ら」のように蔑視を表す場合、自称の代名詞に付いて謙遜の意を表す場合、「それら」「これら」のように指示代名詞に付いて物の複数を表す場合などがある。◇敬意の程度は「あなたがた→あなたたち→お前ら」の順に低くなる。

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
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世界大百科事典 第2版の解説

たっし【達】 

江戸時代上役から下役へ,また役所から管下の者へ発せられた指示・命令。達物(たつしもの)ともいう。達書(たつしがき)として書面令達されたほか,口頭で申し渡す口達(くたつ∥こうたつ)もあった。幕府法令通常(ふれ)もしくは達の形式公布されたが,触が比較的広い範囲に触れ知らせるものであったのに対し,達は関係役所または関係者にのみ伝える場合に用いられた。したがって一般的な法規よりも,一回限りの具体的処分や,部内訓令通達というべきものが多かった。


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大辞林 第三版の解説

たつ【達】
 
【 達 】 [音] タツ ・タチ
とどく。とどける。 「 達意 ・送達 ・速達 ・伝達 ・到達 ・配達 」
なしとげる。 「 達成 ・調達 」
高い水準・境地・地位などになっている。 「 達観 ・達見 ・達識 ・達者 ・達人 ・達筆 ・達文 ・達弁 ・栄達 ・熟達 ・上達 ・先達(せんだつ)((せんだち)) ・通達 ・発達 ・練達 」
通知する。命令する。 「 下達 ・示達 ・申達 ・進達 ・通達 」
道が通じる。 「 四通八達 」


たち【達】
 
( 接尾 )
名詞・代名詞に付いて,それらが複数であることを表す。 「きみ-のせいだ」 「わたし-も頑張る」 「森の小鳥-」 〔古くは敬意を含み,神や貴人にだけ付いた。現在では「ども」「ら」のような見下した感じはないが,「かた」ほどの敬意はなく,普通,尊敬すべき人にはつけない〕


(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のの言及

【太政官布告】より
…法令形式の整備は,国政の中枢機構であるこの太政官制の形成・確立に照応して進められた。明治新政府が発する法令は,維新当初の御沙汰書の形式から布告,布の形式へと移っていくが,版籍奉還,廃藩置県など一連の政治変革を経て統一国家が形成されるまでの過渡的段階においては,法令の形式・名称は一定していない。1871年(明治4)7月の太政官制の改革にともない,全国一般に布告する制度・条例に関する件は太政官より発令し,その他告諭のごときは主任の官省よりじかに布するものとされたが,各官省による布告も並行して存在していた。…
【通達】より
…上級行政機関が下級行政機関に対して命令する一形式で,文書によってなされる場合をさす。かつては,示と呼ばれ,また行政機関の用いる用語としては通牒と呼ばれることもある。国家行政組織法は,大臣等行政機関の長が通を発しうることを明らかにしているが(14条2項),必ずしもこれらの者にかぎらず,階統的行政組織の上級機関であれば通を発する権限を有する。…
※「」について言及している用語解説の一部を掲載しています。


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