《Essai sur le don》(英語表記)Essaisurledon

世界大百科事典(旧版)内の《Essai sur le don》の言及

【モース】より

…初期の供犠,分類,呪術,社会形態,祈り等に関する研究,後期の交換・身体技法等の研究はいずれも現代の社会諸科学になお論点を与えつづける先駆的なテーマの発掘である。とりわけ《贈与論Essai sur le don》(1925。《社会学と人類学》(1968)所収)はポトラッチクラなどの交換体系の分析を通じて,宗教,法,道徳,経済の諸領域に還元できない〈全体的社会事実faits sociaux totaux〉の構想を打ち出したもので,レビ・ストロースの構造人類学に大きな影響を与えた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」