《On the Economic Theory of Socialism》(英語表記)OntheEconomicTheoryofSocialism

世界大百科事典(旧版)内の《On the Economic Theory of Socialism》の言及

【ランゲ】より

…マルクス主義に立脚しつつ近代経済理論の研究を進め,論文《マルクス経済学と現代経済理論Marxian Economics and Modern Economic Theory》(1935)で,マルクス経済学と近代経済学を比較検討し,マルクス経済学は動態論において優れているが,マルクスの労働価値説は一般均衡論=静態論としては不完全であるという見解を示した。また,社会主義経済の運営不可能性を主張したハイエクやミーゼスに対し,論文《社会主義の経済理論On the Economic Theory of Socialism》(1936‐37)で,価格のパラメーター機能を利用することによって自由主義的な社会主義経済の運営が可能であることを論証した。主著の一つ《価格伸縮性と雇用Price Flexibility and Employment》(1944)は,ケインズの《一般理論》をヒックスの《価値と資本》の方法で精密化したものとして重要である。…

※「《On the Economic Theory of Socialism》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android