『漢書』(読み)カンジョ

とっさの日本語便利帳 「『漢書』」の解説

『漢書』

後漢時代の班固(三二~九二)の著。紀伝体による初の断代史。父の志を継いで二〇年余をかけて成し遂げた。のち竇憲(とうけん)の匈奴西征に従い、敗退して免官。その上に洛陽令の怒りをかって捕らえられ、獄中で没した。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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