も些(読み)もちっと

精選版 日本国語大辞典 「も些」の意味・読み・例文・類語

も‐ちっと【も些】

※俳諧・西鶴大矢数(1681)第四一「鳴たものもちっとさきに時鳥〈風山〉 はや中なをる余所旅人〈呑山〉」
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉三「もちっと、ゆるゆる遣って、おくれんかな、もし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報