ストークス線(英語表記)Stokes line

法則の辞典 「ストークス線」の解説

ストークス線【Stokes line】

ストークス法則蛍光)に従い,励起光線よりも長波長(低波数)側に現れる発光スペクトル線.ラマンスペクトルでも同じように長波長(低波数)側に現れるラマン線をストークス線という.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のストークス線の言及

【ストークスの法則】より

…多くの場合,蛍光体のもつ熱エネルギーの一部,すなわち格子振動のエネルギーが励起光のエネルギーに加えられ発光する。この現象は光ルミネセンスに限らず,例えば,ラマン散乱においても,励起光より長波長の散乱光スペクトルをストークス線,短波長のスペクトルを反ストークス線と呼ぶ。反ストークス線はストークス線に比べて強度の弱いのがふつうである。…

※「ストークス線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android