テキリスゲ(手切菅)(読み)テキリスゲ(英語表記)Carex kiotensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テキリスゲ(手切菅)」の意味・わかりやすい解説

テキリスゲ(手切菅)
テキリスゲ
Carex kiotensis

カヤツリグサ科の多年草。日本全土に分布し,叢生して大きな株をつくり,山の湿った斜面などに生える。稈や葉は硬くざらつく。花は5~6月,長さ3~10cmもの細長い小穂が5~7個垂れ下がる。葉で手をよく切るのでこの和名がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android