日本大百科全書(ニッポニカ) 「6月」の意味・わかりやすい解説 6月ろくがつJune 英語Juni ドイツ語juin フランス語 1年の第6番目の月。陰暦ではこの月を水無月(みなづき)という。初夏から仲夏の季にあたり、中旬には梅雨入り、下旬には一年中でもっとも昼の長い日、夏至がくる。田植時で、麦の色づく麦秋の季節でもあって、農家ではもっとも多忙な月である。諺(ことわざ)の「六月に火桶(ひおけ)を売る」は、することが季節外れのたとえで、「六月無礼」は、陰暦6月は暑さが厳しいので、服装が少々乱れる無礼も許されることをいう。[宇田敏彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例