精選版 日本国語大辞典 「九回の腸」の意味・読み・例文・類語 きゅうかい【九回】 の=腸(ちょう)[=思(おも)い] (漢の司馬遷の「報任安書‐腸一日而九回」による語。曲がりくねりの多い腸の意から) 憂えもだえて腸がねじれるほどの悲しみ。深く悲しむこと。断腸の思い。※太平記(14C後)二七「一首の小詩に九回(キウクヮイ)の思を尽して奉る」 〔白居易‐酬鄭侍御多雨春風過詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報