五百重(読み)イオエ

デジタル大辞泉 「五百重」の意味・読み・例文・類語

いお‐え〔いほへ〕【百重】

いくえにも重なっていること。
白雲の―に隠り遠くともよひ去らず見む妹があたりは」〈・二〇二六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五百重」の意味・読み・例文・類語

いお‐え いほへ【五百重】

〘名〙 いくえにも物が重なっていること。数多く重なっていること。
万葉(8C後)二・二〇五「大君は神にしませば天雲の五百重(いほへ)のしたにかくり給ひぬ」

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