天雲(読み)アマクモ

デジタル大辞泉 「天雲」の意味・読み・例文・類語

あま‐くも【天雲】

《「あまぐも」とも》空の雲。
「―に近く光りて鳴る神の見ればかしこし見ねば悲しも」〈・一三六九〉

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精選版 日本国語大辞典 「天雲」の意味・読み・例文・類語

あま‐ぐも【天雲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「あまくも」 ) 空の雲。→あまぐもの
    1. [初出の実例]「安麻久母(アマクモ)に雁そ鳴くなる高円の萩の下葉黄葉(もみち)あへむかも」(出典万葉集(8C後)二〇・四二九六)

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普及版 字通 「天雲」の読み・字形・画数・意味

【天雲】てんうん

空の雲。〔後漢書独行、諒輔伝〕時に夏、大旱す。~輔、乃ち自ら中に暴(さら)し、~柴を積み、(かうばう)を聚め、~將(まさ)に自ら焚(や)かんとす。~天雲合し、須臾にして雨(程よい雨)あり、一郡沾潤す。

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