作り枝(読み)ツクリエダ

デジタル大辞泉 「作り枝」の意味・読み・例文・類語

つくり‐えだ【作り枝】

金銀などを草木の枝に似せて作ったもの。贈り物・献上物などをつけるのに用いた。
「梅の―にきじを付けて奉るとて」〈伊勢・九八〉
手を加えていろいろの形に作った枝。
「松の作り木、―」〈浄・傾城酒呑童子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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