出殻繭(読み)デガラマユ

デジタル大辞泉 「出殻繭」の意味・読み・例文・類語

でがら‐まゆ【出殻繭】

蚕がになって出たあとの繭。穴があるため長い生糸はとれないので、真綿まわた紬糸つむぎいとなどの原料とする。穴明き繭。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出殻繭」の意味・読み・例文・類語

でがら‐まゆ【出殻繭】

〘名〙 蛹(さなぎ)が蛾になったあとの繭。大きな孔があるため普通の生糸は得られず、多く絹糸紡績真綿・紬(つむぎ)糸の原料とされる。

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