切損・斬損(読み)きられぞん

精選版 日本国語大辞典 「切損・斬損」の意味・読み・例文・類語

きられ‐ぞん【切損・斬損】

〘名〙 切られても、仕返しもできず、補償も取れずにそのままになってしまうこと。相手から損害を受けても、そのまま泣き寝入りになってしまうこと。
結城氏新法度(1556)七七条「死候はは死そん、きられ候ははきられそん。たれも道理不申立

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