口の下から(読み)クチノシタカラ

デジタル大辞泉 「口の下から」の意味・読み・例文・類語

くちしたから

言い終わるか終わらないうちに。「もう言わないという口の下からまた愚痴を言う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口の下から」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 の 下(した)=から[=で]

言い終わるか終わらないうちに。話したすぐ後で。舌の根の乾かぬうちに。舌の乾かぬ間に。言う口の下から。
※見知らぬ人(1936)〈真船豊〉五「その口の下から俺は、夢を見て了うたんぢゃのう」

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