否塞(読み)ひそく

精選版 日本国語大辞典 「否塞」の意味・読み・例文・類語

ひ‐そく【否塞】

〘名〙 とじふさがること。
※土井本周易抄(1477)四「否亢とは否塞し亢はたかぶるぞ」
※新聞雑誌‐三七号附録・明治五年(1872)三月「臣恐くは自是国家文運の遂に否塞(ヒソク)せんことを」 〔後漢書‐周挙伝〕

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普及版 字通 「否塞」の読み・字形・画数・意味

【否塞】ひそく

閉塞不通。唐・陸亀〔襲美先輩の呉中苦雨一百韻に奉酬す〕詩 之れに因りて否塞をす 十、眞に闊(けいくわつ)(無沙汰)なり

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