デジタル大辞泉 「呵する」の意味・読み・例文・類語 か・する【×呵する】 [動サ変][文]か・す[サ変]1 息を強く吹きかける。凍った筆や硯すずりに息を吹きかけて暖めるところから、「筆硯ひっけんを呵する」などの形で、文章を書く意に用いられる。「予は硯けんに―・し紙しに臨んで」〈芥川・開化の殺人〉2 しかりつける。「あれは仏を―・し祖を罵るのだね」〈鴎外・独身〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例