圜土(読み)えん(ゑん)ど

普及版 字通 「圜土」の読み・字形・画数・意味

【圜土】えん(ゑん)ど

ひとや。牢獄。〔墨子、尚賢下〕昔(むかし)、傅(ふえつ)北の州、圜土の上に居り、を衣(き)索(なわ)を帶とし、傅巖のに傭す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の圜土の言及

【牢屋】より

…【林 由紀子】
【中国】
 牢,獄,牢獄,牢監,監などいろいろの名があるが,漢から唐までの間の法典の中では〈獄〉といい,明以後は〈監〉〈監獄〉という。先秦時代には〈羑里(ゆうり)〉〈囹圄(れいご)〉〈圜土(えんど)〉などと呼ばれ,統一的名称はなかったらしい。《周礼》に圜土の制が記され,秋官の大司寇の下に司圜なる官がある。…

※「圜土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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