奥寄る(読み)オウヨル

デジタル大辞泉 「奥寄る」の意味・読み・例文・類語

おう‐よ・る〔アウ‐〕【奥寄る】

[動ラ四]
部屋の奥のほうへ寄る。
「―・りて三四人さしつどひて絵など見るもあめり」〈・一八四〉
昔風である。古風である。
「御手の筋、ことに、―・りにたり」〈玉鬘
年をとる。老齢になる。
よはひなども―・りにたべければ」〈かげろふ・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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