あめり(読み)アメリ

精選版 日本国語大辞典 「あめり」の意味・読み・例文・類語

あ‐・めり

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「あり(有)」の連体形推量助動詞「めり」がついた「あるめり」の撥音便形「あんめり」の「ん」が表記されなかった形 ) あるように見える。あるらしい。
    1. [初出の実例]「かばかり心ざしおろかなる人々にこそあめれ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
    2. 「親などたちそひ、もてあがめておひさきこもれる窓のうちなる程は、ただかたかどを聞きつたへて、心をうごかす事もあめり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

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デジタル大辞泉プラス 「あめり」の解説

アメリ

2001年製作のフランス映画原題《Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain》。オドレイ・トトゥ主演の恋愛映画。監督:ジャン=ピエール・ジュネ、共演:マチュー・カソビッツ、ヨランド・モロー、ドミニク・ピノンほか。仏セザール賞最優秀作品賞受賞。

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