寝耳に入る(読み)ネミミニイル

デジタル大辞泉 「寝耳に入る」の意味・読み・例文・類語

寝耳ねみみ・る

寝ているときに、声が耳に聞こえてくる。転じて、思いがけず手に入る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寝耳に入る」の意味・読み・例文・類語

ねみみ【寝耳】 に 入(い)

① 睡眠中に聞く。
説経節・説経苅萱(1631)中「つまとのきりりとなるをとが、あねごのねみみへいり、ふしきやとおぼしめし」
② 転じて、何もしないのに思いがけず手にはいることをいう。
※一中節・椀久道行(日本名著全集所収)(1724頃)「百銭ころりと寝耳に入るぞ」

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