デジタル大辞泉
「きりり」の意味・読み・例文・類語
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きりり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 物の軋(きし)る音を表わす語。戸を開閉する音、船の櫓をこぐ音などにいう。
- [初出の実例]「妻戸をきりりとおし開く」(出典:光悦本謡曲・千手(1470頃))
- ② 強く回したり、引きしぼったりするさまを表わす語。
- [初出の実例]「右へはきりり、左へはきりり、きりりきりりとおしまはしてありしよな」(出典:虎明本狂言・朝比奈(室町末‐近世初))
- ③ 引き締まっていて、ゆるみのないさまを表わす語。一分のすきもなくきびしいような美しさや、さっぱりして引き締まった味などにもいう。
- [初出の実例]「その葉が夜はひらりとのびて昼はきりりとまいたぞ」(出典:玉塵抄(1563)四九)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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