座入り(読み)ザイリ

デジタル大辞泉 「座入り」の意味・読み・例文・類語

ざ‐いり【座入り】

茶会のとき、客が茶席に入ること。また、その作法席入り
仲間入りをすること。
盗人の―をしけるに」〈浮・沖津白波・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の座入りの言及

【宮座】より

…座衆は家を単位として加入するのが古い型であった。加入は座入りと呼ばれ,誕生とともに氏子帳に登録したり,座に届けが提出される。座入りの後にその年齢は一定しないが,烏帽子着(えぼしぎ)とか元服と呼ばれる儀礼がなされる例もみられる。…

※「座入り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」