茶席(読み)チャセキ

精選版 日本国語大辞典 「茶席」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐せき【茶席】

  1. 〘 名詞 〙 茶の湯の会を催す席。茶座敷茶室。また、その催し。茶会。
    1. [初出の実例]「せろっぽの味噌焼汁と云もの、京師の茶席(チャセキ)にも用ふ」(出典随筆・嗚呼矣草(1806)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の茶席の言及

【茶室】より

…囲に対して数寄屋を区別し,数寄屋は独立的に建てられたものを指して使うという解釈もおこなわれた。現代では〈茶室〉または〈茶席〉が最も一般的な呼称となっており,数寄屋は茶の湯以外の用途を含む建物,茶室風の建物等を指して用いられている。
【歴史】
 足利将軍の邸宅等にすでに殿中の茶が確立していた。…

※「茶席」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android