得仏(読み)とくぶつ

精選版 日本国語大辞典 「得仏」の意味・読み・例文・類語

とく‐ぶつ【得仏】

〘名〙
① 仏になること。成仏(じょうぶつ)
② 灌頂の受者が、曼荼羅に花を投じ(投華)有縁の仏を知り、これに帰依すること。
醍醐寺新要録(1620)「事密抄云、已上如此書之、可懐中。此下随投花、一々彼得仏可之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android