精選版 日本国語大辞典 「御烏祭」の意味・読み・例文・類語
おからす‐まつり【御烏祭】
〘名〙 愛知県の熱田神宮で、二月初めの未(ひつじ)の日と一一月初めの辰(たつ)の日に行なう神事。神事を行なう七日前から御饌所(ごせんじょ)で一つがいの烏を飼っておき、当日に神前で祝座長ほか一名が平餠を持って烏を呼び、その餠を食わせ、放してやる。烏食いの神事。《季・春》
※俳諧・熱田宮雀(1677)上「鵜かうかとみればおからす祭哉〈保治〉」
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