神事(読み)カミゴト

  • ▽神▽事
  • かむごと
  • かむわざ
  • かんごと
  • かんわざ
  • しんじ
  • じんじ

デジタル大辞泉の解説

神を祭る行事。祭事。祭典。しんじ。
神の仕業。人間にはうかがい知れない神の不思議な考えや行動。かみわざ。しんじ。
《「かんわざ」とも》「かみわざ2」に同じ。
「儀式など常の―なれど」〈・葵〉
《古くは「じんじ」とも》神を祭る儀礼祭り。かみごと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 神をまつる行事。祭事。かんわざ。かんごと。しんじ。神沙汰。
※狂言記・鬮罪人(1730)「めでたい神事に、罪人の、鬼のといふことはなりますまい」
② 神のしわざ。神の行なう事柄。かみわざ。かんごと。しんじ。
※雑俳・柳多留‐七(1772)「神事だなどとおやぶん気の若さ」
※玉くしげ(1789)「大国主命は、幽事(カミゴト)を所知(しらす)べしと有りて」
〘名〙 (古くは「かむごと」と表記)
※続日本後紀‐嘉祥二年(849)三月庚辰「本の世の事尋は、歌語に詠み反して神事(かむごと)に用来り」
※書紀(720)神代上(兼方本訓)「伊弉諾尊、神功(カムコト)(すて)に畢(を)へたまひて霊運当遷(あつし)れたまふ」
〘名〙 (「かむわざ」とも表記) =かみわざ(神事)
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「かの碁手(ごて)ものは今宵かんわざにもあるを」
〘名〙 (古くは「じんじ」とも)
① 神祇の祭祀に関して行なわれるすべての儀礼。神社において行なわれる祭儀。
※続日本後紀‐承和八年(841)一一月乙卯「天皇御神嘉殿神事
※発心集(1216頃か)七「安房守に成て下りける時任のはじめなれど更に神事(ジンジ)をさきとせず」 〔国語‐魯語下〕
② 神社の祭礼に演じられる能。神事能。
※申楽談儀(1430)勧進の舞台、翁の事「当世、京中、御前などにては、式三番ことごとくは無し。今は、神事の外はことごとくなし」
③ (━する) 神聖な存在としてそれにつかえること。
※基督と其の事業(1902)〈植村正久〉「既に耶穌を宗とし、之に神事すれば、進んで此の実験を説明し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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