戯事(読み)たわぶれわざ

精選版 日本国語大辞典 「戯事」の意味・読み・例文・類語

たわぶれ‐わざ たはぶれ‥【戯事】

紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月二八日「はかなかりしたはぶれわざを、いとほしうことごとしうこそ」

たわ‐わざ たは‥【戯事】

〘名〙 ばかげた行為
万葉(8C後)二〇・四四八七「いざ子ども多波和射(タハワザ)なせそ天地の固めし国そ大和島根は」

あざれ‐ごと【戯事】

〘名〙 とりとめのない話。冗談
大鏡(12C前)六「いみじきあざれ事どもに侍れど、まことにこれは徳至りたる翁共にて候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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