デジタル大辞泉 「打ち紛る」の意味・読み・例文・類語 うち‐まぎ・る【打ち紛る】 [動ラ下二]1 他のものにまじって目立たなくなる。「この人の御様の、なのめに―・れたるほどならば」〈源・総角〉2 他の事に気をとられていやなことを一時忘れる。「はかなきことにても、もの思はしく―・るる事あらむを」〈源・若菜下〉3 忙しさで、他の事を顧みなくなる。「世渡るわざに―・れ」〈仮・竹斎・上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例