精選版 日本国語大辞典 「抱籠」の意味・読み・例文・類語 だき‐かご【抱籠】 〘名〙 竹を編んで作った籠。長さ一メートルから二メートル弱の円筒形で、夏の夜、かかえて寝て涼をとる。中国から伝えられたもの。添寝籠。竹夫人(ちくふじん)。抱き枕。《季・夏》※俳諧・桜川(1674)夏二「たき籠や風のしがらみ夕すずみ〈繁常〉」 いだき‐こ・む【抱籠】 〘他マ下二〙① 両手でかかえて内に入れる。だきこむ。※落窪(10C後)一「いだきこめられて、かひもなし」② 仲間にひき入れる。また、まきぞえにする。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報