掃攘(読み)ソウジョウ

デジタル大辞泉 「掃攘」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょう〔サウジヤウ〕【掃×攘】

[名](スル)はらいのけること。特に江戸末期、異国侵略をはらいのけること。
「今此時に―せずんば」〈条野有人・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掃攘」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょう サウジャウ【掃攘】

〘名〙 はらいのぞくこと。特に江戸末期、異国の侵略をはらいのぞくことをいう。また、異国人を排斥すること。攘夷
※禁令考‐前集・第二・巻一二・元治元年(1864)三月「長藩処置并外国制禦方諸藩献言〈略〉掃攘之儀に就而者素より聖明之勅意も被為在、今更申上候迄も無之候得共」 〔日誌字解(1869)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android