(読み)チン

デジタル大辞泉 「朕」の意味・読み・例文・類語

ちん【朕】

[代]天子自称中国で、古くは一般に用いられたが、始皇帝から天子のみの自称となった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朕」の意味・読み・例文・類語

ちん【朕】

〘代名〙 天子の自称。
※将門記承徳三年点(1099)「朕(チム)が位を蔭子平将門に授け奉る」 〔書経‐堯典〕
[補注]古代中国においては一般に自称として用いられたが、秦の始皇帝のとき、天子の自称と定められた。

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